「デザインのデザイン」では世界的なグラフィックデザイナーである原研哉氏がデザインについて氏の考えを述べている。
印象に残った言葉は
「平凡に見える生活の隙間からしなやかで驚くべき発想を次々に取り出す独創性こそデザインである。」
「『センスのよさ』とは、それを持たない商品と比較した場合に、一方が啓発性を持ち、他を駆逐していく力のことである。」
「商品の母胎となる市場の欲望の質がグローバルな市場での商品の優位性を左右する。」
とくにセンスに関する言葉は納得できた。
形だけをデザインするだけでなくて思想を形に反映させることがデザインなようだ。
アートとデザインの違いについては、アートは制作するひとの側によっていて、デザインはもっと社会の問題を解決する方向よりだということをこの本を読んで感じた。
グラフィックデザイナーはパソコンの画面で絵を書く人だと思っていたけど実際は建物のデザインをしたり、パンフレットを紙の設計から作成したり、フィギュア(ヴィジュアル)に関すること全般をしているデザイナーらしい。
またデザイナーとは実際にモノの形や色を決めたりするだけでなく、考えるということに密接に関わっている職業らしい。
今は形を作る人だけでなく、使う人の経験をデザインする人もいる。ユーザーエクスペリエンスという奴らしい。
今は眼に見えないものまでデザインする時代になったようだ。
次の一冊は「20歳のときに知っておきたかったこと」という本だ。
この本はスタンフォードでの講義を元に編集された。
この本には人と違う行動をとるのは勇気がいるが、その先にこそ成功があるということを考えさせられた。
「問題の大きさに関係なく、今ある資源を使って、それを解決する独創的な歩法は常に存在する、ということです。起業家精神とはまさにこのとこだとスタンフォード大学の何人もの同僚が口を揃えます。」
この言葉にはなるほどと思わされた。
常に自分の周りに存在する問題を探し、それを解決する、これは実際に起業するわけでなくても必要な能力のようだ。
この他にも色々と人生の指針になることが書いてあるので、現在二十歳周辺の人には是非読んで欲しいと思う。
今夏何人かの友人が日本以外で活躍しようとしている。
僕の周りには本当にアクティブな人が多くて、いつも僕はその人達に触発されている。
大学に入って本当によかったのはこの点だと思う。

0 件のコメント:
コメントを投稿